世界で一枚の鉄道絵画
【RM絵画館】江ノ島電鉄 353 Rail Magazine絵画館188回
商品番号 PAT00006
価格(税込) 120,000 円
ホビダスNo 51760015
Rail Magazine101号から299号まで、のべ198回の連載を飾った絵画館の原画を販売いたします。額に入れますので、部屋のインテリアにもピッタリです!
世界に一枚しかない鉄道絵画をぜひ、アナタのコレクションにしてください。
●沼田 博美氏コメント

78年目の夏
鎌倉へ向かう電車が、腰越の住宅地をぬけて海の見える国道134号線沿いに出る線路脇に、いつのころからか夏になるとカンナが咲くようになった。涼しげな風情のカケラもない暑くるしい花だが、脇を江ノ電が通り抜けるおかげで、湘南の夏の風物詩と言えなくもない。
さて、このところ気になっているのが303編成の動向で、305編成が元気で活躍しているのに、303編成のほうはここしばらく走る姿を見ていない。
両車とも一見同じようなスタイルだがその出自は全く異なり、305編成は新造といっていい車体だが、303編成は昭和4年製の101形、103・104の改造車であるから、今年で車齢78年に達する現江ノ電のなかでは飛びぬけた高齢車ということになる。
たび重なる改造で若作りになってはいるものの、内実はかなり老化しているわけで、いつお役御免の日がきてもおかしくない。次の新造車(おそらく新500形の2次車)が来れば、玉突き式で出されるのは303編成となるのは明らかである。
それは分かってはいるものの、私は前身の103・104以来の姿をこの目で見てきただけに、303編成には尽きぬ愛着を感じてしまう。
101形は江ノ電初のボギー車で、4輌すべてが改造されて302・303編成となったため、単行時代を知る人は相当にご高齢のはずである。極楽寺に動態保存されている106形108に比べると、屋根が分厚く車輪径が小さいため腰が低いという、あまりスマートとはいえない鈍重な印象だった。305に比べ303のおでこが間延びしたように長いのは、この屋根の厚みが尾を引いているのである。
右の絵は路面電車のように出入口が低かったころの101の姿で、この後ホームがかさ上げされてスカートが切られたが、まもなく連接化され、一輌で走る姿は私が小学校3年あたりで見納めとなった。105と106形4輌はその後も単行車として残ったので、私のネガにもかなり残っているが、101形の写真はない。303編成のこととなると、私の想いはこの辺まで遡ってしまう。
303編成に関しては、そう遠くない内に何らかの動きがあるものと思われるが、何とかもう一度本線を走らせてもらいたいとの思いを込めて、カンナを脇を走らせてみた。
Rail Magazine289号掲載 絵画館第188回
概要
●Rail Magazine289号掲載 絵画館第188回
●サイズ:605×454mm(額付き)

注意事項
絵画ですので、直射日光などにさらされると劣化する場合がございます。絵画を飾るときは、直射日光を避けてください。

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