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![]() 360cc ニッポン軽自動車メモリアル 1950→1975
通産省の”国民車育成要綱案”が昭和30年、新聞報道によって世に知れ渡ると、小さなクルマへの関心は一気に高まった。4輪自動車部門への新規参入を目論むものには好機ともなった。自動車の一般大衆化の小さな波が起きたのだった。
軽自動車を作って世に送り出すほうにも、その軽自動車を買って走らせるほうにも、チャレンジがあった。夢があった。 当初は貨物専用車、あるいは乗用貨物兼用車が主流だったが、これらの軽自動車の普及と量産型軽乗用車の登場が新たな乗用車需要を掘り起こし、日本の自動車大衆化の波を大きくした。 奇跡的といわれた高度経済成長を支え、確実に盛り上げた。ひとは、活動範囲を大きく広げ、自由の枠を遠くに追いやり、バイタルな生き方を追い求めた。仕事で毎日、軽自動車を走らせた、あるいは最初のマイカーが軽自動車だった、あるいは、ある日、突然、家に軽自動車が来た、という人は多いだろう。それくらい生活に密着したクルマだったのだ。 あなたの走らせたその360cc軽自動車は、ちちゃな体のどこかに大きな”明日”を積んでいたのだ! (本文より) |
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